RGBインジケーター
Model : RI-105-A1
【特徴】
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RGB指定できる多列LED
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経過時間に沿って段々点灯
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アナログ値表示にバー点灯
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注意を引くにはホタル点灯
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PLC修正不要
【メリット】
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多彩な表示が可能
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直感的な操作
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カスタマイズ性
【用途】
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製造設備
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制御システム
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情報表示
コントローラー
【多彩な点灯方法】
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段々点灯:
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作業経過時間を表示する
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製造ラインの異常を警告する
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情報システムの状態を表示する
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グラデーション:
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温度や湿度を表示する
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残量を表示する
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進捗状況を表示する
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ホタル点灯
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遠くからでも視認しやすい
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非常灯
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信号機
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バー表示:
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温度や湿度を表示する。
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タンク残量を表示する
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残り時間や距離を表示する
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〈段々点灯〉
1台の制御BOXでRGBインジケーター3台連結し同期表示
段々点灯は、LEDが点灯する順番を設定できる表示モードです。例えば、1列のLEDを左から右に順番に点灯させたり、上から下に順番に点灯させたりすることができます。段々点灯は、視認性を高めることができるという特徴があります。
具体的な例としては、以下のようなものが挙げられます。
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製造設備の稼働状態を表示する:稼働状態の順番を段々点灯で表現することで、一目で確認することができます。
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制御システムの異常を警告する:異常の順番を段々点灯で表現することで、異常箇所を特定しやすくなります。
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情報システムの状態を表示する:システムの状態の順番を段々点灯で表現することで、システムの稼働状況を把握しやすくなります。
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流れる点灯:LEDが連続して点灯・消灯する表示モードです。
段々点灯に消灯を加え進行方向を表します。右から左へ連続点灯させることで進行方向を表現させます。AGVの進行方向を視認させることで作業者の安全を確保します。
〈ホタル点灯〉
ホタル点灯は、LEDが一定の間隔で点灯・消灯する表示モードです。例えば、1秒間隔で点灯・消灯したり、2秒間隔で点灯・消灯したりすることができます。ホタル点灯は、遠くからでも視認しやすいという特徴があります。
具体的な例としては、以下のようなものが挙げられます。
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非常灯:停電時に、一定の間隔で点灯・消灯することで、避難経路を示すことができます。
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信号機:左右の信号機が交互に点灯・消灯することで、交通を円滑に流すことができます。
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車のライト:夜間走行時に、一定の間隔で点灯・消灯することで、後続車に存在を知らせることができます。
〈グラデーション〉
グラデーションは、LEDの明るさを徐々に変化させる表示モードです。例えば、赤から緑に徐々に変化させたり、暗から明るく徐々に変化させたりすることができます。グラデーションは、変化をわかりやすく表現できるという特徴があります。
具体的な例としては、以下のようなものが挙げられます。
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温度や湿度を表示する:温度や湿度の変化をグラデーションで表現することで、変化を直感的に把握することができます。
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バッテリー残量を表示する:バッテリー残量の変化をグラデーションで表現することで、残量を把握しやすくなります。
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進捗状況を表示する:進捗状況の変化をグラデーションで表現することで、進捗を把握しやすくなります。
〈バー表示〉
バー表示は、LEDをバー状に表示する表示モードです。例えば、LEDの点灯状態を、バーの長さや色で表現することができます。バー表示は、直感的に状態を把握できるという特徴があります。
具体的な例としては、以下のようなものが挙げられます。
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音量を表示する:音量の大小を、バーの長さで表現することで、音量を直感的に把握することができます。
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バッテリー残量を表示する:バッテリー残量の多さを、バーの長さや色で表現することで、残量を直感的に把握することができます。
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残り時間や距離を表示する:残り時間や距離を、バーの長さや色で表現することで、残り時間を直感的に把握することができます。インジケーターの経過時間で採用しています。
段々点灯、ホタル点灯、グラデーション、バー表示は、さまざまな用途で活用できる表示モードです。
どの表現を採用するかは、製品の用途や目的によって異なります。
そこで目的に合った視認性が求められており、採用をご検討いただいた時は、必ず一度自分の目で見て確認して頂ければ確実です。
マスタマイズにも対応していますので、お気軽にお問い合わせください。
【製品仕様】
-コントローラサイズ H113×W70×T20 150g
- 電源:5V1A
- 入力信号:24V10mA以上
- インジケーターの時間設定範囲:30〜199秒/分/時間(調整可能)
- LED標準色:赤・黄・緑・青・白 5色
- LED点灯色:RGB指定色(カスタマイズ可能)
- LED点灯パターン:順次点灯・全灯
- 耐久性:耐振動
表示灯サイズ
運用例
【組立現場】
組立現場では、作業者に段取り経過時間を視覚的に知らせるために、段々点灯表示を利用します。
作業スケジュールの確立に役立ち、次工程への送り出しタイミングを保つために重要です。
また、前工程の作業者もカウントダウン表示を見ることで、送られてくるタイミングを把握しやすくなります。
【遠隔監視】
長時間待機する装置(例:工業炉・乾燥炉)では、作業者が常に滞在することは難しい場合があります。そこで、カウントダウン表示を利用して作業者が離れた場所で作業をしながらも、装置の終了時間を把握することができます。
これにより、作業者のポカ防止や負担軽減に効果を発揮します。
次の手順を経てカウントダウン表示を遠隔監視することができます。
1. カウントダウン表示装置を設置する:
カウントダウン送信装置を長時間待機する装置に設置します。
2. 無線通信システムの導入:
装置から離れた場所(常に誰かしら作業者が滞在している場所)にカウントダウン表示装置を設置します。
これにより、カウントダウン情報を遠隔で受信できるようにします。
3. カウントダウン情報の送信:
カウントダウン送信装置から無線通信システムを介してカウントダウン情報を送信します。
この情報は遠隔でカウントダウン表示装置に届きます。
4. 遠隔で表示を監視する:
作業者は離れた場所で作業しながらも装置の終了時間を把握することができます。
【NC機械】
加工時間の経過時間を視覚的に知らせるために、段々点灯表示を利用します。
熟練工は、加工時間を体で覚えておられますが、派遣社員などその加工に慣れていない方はどうしても時間が気になり、加工を見て時間を測ろうとしてしまいます。そのため手が止まり段度時間内に段取り替え作業を終了でません。
組立現場と同じくタイミングが計れないことは作業者の負担でしかありません。その負担を無くす効果があり、計画生産個数の確立に貢献します。